筆者のダダリコが3回経験した保活での失敗談や、これをやっておけば第一希望の保育園に入園できる確率を上げる方法をお伝えしていきます。
保育園への申請のなかで存在するポイントやランクは居住している自治体によっても違うので、皆さんの居住している地域はどうなっているかを確認をしてくださいね。
保育園でのランクってどう決まるの?
保育園の申請書類で上位のランクは、まずはひとり親が第一優先になります。
続いて、夫婦が共にフルタイム勤務(週40時間の勤務)の世帯が優先です。
父親がフルタイムでも母親がパートタイムだと母親の勤務形態、つまり少なく働いている方の勤務状態がランクに反映されてしまいます。
兄弟児がいる場合にはポイントがあがりますが、例えばフルタイム×フルタイムの夫婦の世帯が横並びで同ランクになったときで兄弟児がいる場合にポイントが上がり、フルタイム×フルタイムの中で頭一つ出る状態になります。
看護師の中には夜勤をしている方もいるかと思います。夜勤が復帰後もあるならさらにポイントが上がってきます。
ですので、看護師は保育園への入園希望を出す中では有利な職種になります。
私もフルタイム×フルタイム夜勤ありで申請し、第一希望の保育園に入園できました。
そのは私の住んでいる地域で人気の高い保育園で、第一子でポイントがなにもない人はほとんど入園できないといわれている保育園です。
他に入園した家庭の状況を、入園後のママたちの絡みでそれとなく確認したら、だいたいが夜勤がある職種(鉄道系で夜勤あり)や、看護師で夜勤ありや、保育士(該当地域で働いていたらポイントが高い)、小規模保育園に以前入園していて、認可保育園に移動してきた。兄弟児がすでに入園している。という方がほとんどでした。
パートタイムとフルタイムのメリットデメリット
ランクの確定は、復帰後の勤務状況ではなく、産休に入る前の半年の勤務状況の実績でみられます。
産前に少ない日数働いていて、保育園に入れたいので、復帰後はフルタイムで働くように書類に書けばいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、これは私もそう思っていて失敗しました。
私は3人目を妊娠する1年半ほど前から週4日8時間勤務のパートで働いており、育休から復帰後にフルタイムで働く予定と保育園の書類に書いて提出しました。
しかし自治体から連絡がきて、産休に入る前の半年分の実績でみるため、フルタイムとしてのランクにはならないといわれて衝撃を受けます。
しかし、妊娠中に不調があった場合は、”切迫流産の疑い”とか、”妊娠悪阻のため”など、理由を書いて、妊娠中の不調だった期間からさかのぼった月の勤務状況の実績を記入し提出すれば大丈夫だと担当者から説明があったので、保育園に入れないかもしれないから意地でも出勤する!とはならないでくださいね。
兄弟児でも別々の保育園になってしまうことがある
3人目の保育園の確定状況が届き、兄弟で同じ保育園に入れないことになり、無敵の兄弟児ポイントではなかった・・・と気が付きます。
兄弟児がいれば優先して同じ保育園に入れると思っていたわけですが、それはフルタイム×フルタイムの夫婦であることが前提だったわけです。
つまり、パートタイムで働いている私は、夫フルタイム×妻週32時間勤務というランクになり、その同一ランクの世帯が並んだ時に、兄弟児がいる世帯が優先されるという構図になっていました。
なのでランクも低く、兄弟児がいるという武器も発揮できないまま3回目の保活は終了となりました。
もちろん、再度2次申請や転園申請をして後で同じ保育園に入ることはできますが、はじめは送迎が2か所になることは必須なので、かなり負担になりますよね。
入園時期はいつがいい?やはり4月が良い。
保育園申請は4月からのものが一番入りやすいです。
例えばA園では0歳児6人、1歳児12人という枠があったとします。
1歳児クラスの受け皿が12人と多く0歳より入りやすい?と一瞬思いますが、0歳児クラスがA園では6人なので、1歳児クラスに上がったときは半分は持ち上がりだということがわかります。
なので、新規の1歳児クラスの受け皿は実質6人というわけです。
4月募集でこの6人の枠をみんながランクやポイントで競って勝ち取るわけで、5月以降は4月に決まった児童たちが辞めない限りは空きはでてきません。
つまり断然4月入園が有利だということがわかりますが、5月も穴なタイミングであることがあります。
それは入園した子供が園に適応できず辞めることがあるためです。慣らし保育や体調の変化で親がギブアップし退園させるケースがあるからです。
なので4月入園でだめだったからとあきらめず、待機で待っていると声がかかるということもありますので希望を持ちましょう。
どうしても入れたい保育園があるなら0歳から預けるのもアリ
何もポイントがないけど、この保育園にどうしてもいれたい。もしくは保育園激戦区で育休を延長していたら入れなくなるという場合は、0歳から保育園に入れておくのもありです。
育休手当て支給が最大2歳の誕生日を迎えるまでに変更されたことで、育休の延長を選ぶ方も増えているように感じます。
3回の産休育休を取得し、周りの様子をみていると0歳で預けようという意気込みの方は以前より少ないなと思います。
あとは小規模保育園に一度入園させ、ポイントを稼ぐ方法もあります。
小規模保育園とは0~2歳までの児を受け入れる保育園なので、3歳を迎えたらどこかしらの保育園に転園する必要がでてきます。
小規模保育園から転園する際には在籍していたということでポイントがつくため、希望の保育園に入れる可能性が高まります。
このような方法は小さいころから預けて働かなければいけないので、小さいころは育休をできるだけ長くとって一緒にいたいと思う方には不向きです。
ブロガーは自営業として提出できるので、妊娠中に気が付いたパートの方はブログをはじめてみよう!
稼ぐためのブログは自営業として、副業申請ができます。
保育園書類を一通り提出した後に気がつきましたが、ブログも自営業だし、早く始めておいて勤務実績として傘増ししておくんだったと後悔しました。
自治体によって取り扱い方法が違うので確認が必要ですが、私の自治体は問い合わせたところ、自営業という枠組みの保育園申請書類と、本職とのタイムスケジュール(どのようなスケジュールで兼業しているかを提出する必要がある)の2枚を提出すればよいとのことで、めちゃくちゃ手続きが簡単でした。
副業をはじめた際には勤務形態の変更届として、いつからはじめていますよという書類をタイムリーに出しておく必要があるのですが、それをやっていなかったし、そもそもブログを開設していなかったので、気が付いた時には後の祭りでした。
自治体によっては、ホームページ画面のを印刷して提出したり、たくさん稼いでいる場合は税金の金額がわかる書類の提出を求められるところもあるそうなので確認してくださいね。
もちろんブログだけでなく、セドリなども大丈夫ですが、ブログの方が簡単に始められるので単に保育園のポイントを稼ぎたいという方法ならよいですよね。
まとめ
- 夫婦でフルタイムで働くことがまずは第一希望の保育園に入れる大前提
- 復帰後も夜勤があるのはかなりポイントアップ
- 兄弟児がいる場合のポイントアップはフルタイム×フルタイムの夫婦でなければ意味がない
- フルタイムで働いていることは産前半年前から必須。調子が悪ければさらにその半年前から勤務形態の変更が必要。
- 4月入所で申し込もう
- 第一希望の保育園にいれるのは0歳から入園させるのが有利
- 小規模保育園からの転園でポイントアップ
- 稼ぐ目的のブログは自営業の申請ができる
以上が第一希望の保育園に入れる確率を上げる方法です!
皆さんぜひ記事を参考に希望の保育園へ入れますように。
ではまた。
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