はじめに
産業保健師への転職を考えている方は多いと思います。
しかしとても人気な業種のために、転職はとても困難です。
私は看護師として14年働いてきてこの春ずっと考えていた産業保健師へのキャリアをスタートさせることができました。
どのように転職活動を行ったのかを含めて書いていきたいと思いますので、これから産業保健師をする方々の力になれたらと思っています。
産業保健師は、企業や工場などで従業員の健康管理や安全対策を担当する専門職であり、高い専門性が求められるため、転職には慎重な準備が必要です。
以下に、産業保健師への転職方法について解説していきます。
1.保健師の資格を取得する
産業保健師として働くには、まず保健師の資格を取得する必要があります。
保健師の資格を取得するには、専門学校や大学での保健師養成課程を修了する必要があります。
2.職務経験を積む
産業保健師の仕事には、従業員の健康管理や安全対策など、専門的な知識が必要です。
そのため、転職を考えている方は、産業保健師としての職務経験を積むことが大切です。
初めから企業に正社員として入ることも可能ですが、人気が高く倍率は高く難易度は高いです。
正社員として働くことにこだわらず、派遣社員として働いたり、産休代替で勤務したり、未経験募集をという求人にアンテナを張り、少しづつでもキャリアを積んでいくことが必要です。
最初はあまり収入が多くはないかと思いますが、私は先を見据えてキャリアを積んでいけば高い年収も望めるのではないかということ。子供との時間を大切にしたいために土日祝休みを優先したかったので派遣社員の時給制の仕事からスタートしました。
3.ネットワークを広げる
産業保健師への転職では、ネットワークを広げることが大切です。産業保健師協会や、産業保健師の専門イベントに参加し、専門家とのつながりを作りましょう。また、人材紹介会社や、求人情報を掲載しているホームページなどを活用して、転職先を探すことも重要です。
人材紹介会社の選び方については、また別の記事で触れていきたいと思いますが、1か所ではなく、数か所登録しておくことをおすすめします。
その方が求人の数も多く目にすることができるので、メリットがあります。
4.履歴書や職務経歴書を充実させる
転職を考えている方は、自己PRをしっかりと行い、履歴書や職務経歴書を充実させることが大切です。
産業保健師としての経験やスキルを明確に示し、企業側に自己アピールすることが重要です。
また、産業保健師の資格や専門講座の修了証などを添付すると、採用担当者にアピールしやすくなるでしょう。
保健師はPCスキルも求められるので、私はMOS試験を受けMOSのword,excel,powerpointの資格をとりました。
保健師資格があると、申請のみで第一種衛生管理者の資格も取ることができるので、申請しておくことをおすすめします。
履歴書で落とされることもかなりあるそうなので、とれる資格は取っておくことをおすすめします。
産業カウンセラーもとりたいなと思いましたが、取得するのにかなり高額だったため、これから徐々に挑戦していきたいと思います。
5.面接対策を行う
転職先の企業で面接を受ける場合、面接対策を行うことが重要です。
産業保健師としての専門知識や経験をアピールし、企業に必要とされる人物像を提示することが求められます。
面接前には、企業や業界についての調査を行い、企業側が求める人物像や課題について理解し、それに沿ったアピールを行うことが大切です。
SPI試験を行っている企業もあり、SPIは付け焼刃ではなかなか難しい試験です。
私もSPIで落ちた企業もありました。受けた点数は教えてもらえませんが、その際は25パーセントくらいの合格率だったようです。
まとめ
以上が、産業保健師への転職方法についての解説です。産業保健師は、従業員の健康管理や安全対策に関わる重要な職種であり、求人市場でも需要が高まっています。転職を考えている方は、専門的なスキルや知識を身につけることに加え、ネットワークを広げることや面接対策にも力を入れて、転職活動を進めていくことをおすすめします。
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